
先日街の本屋さんに行って、世界史関連の本を買った。立ち読み時は良さそうな本に思えたのだが、実際読んでみると何か違和感がある。例えば次の文章。
古代オリエント史の担い手はおもに灌漑農耕社会の住民で、基本的に経済の豊かさや領土の拡大などの「発展」を文字によって自らが記録した歴史である。
この文章、主語は「オリエント市の担い手は」であり、述語は「(灌漑農耕社会の)住民で(ある)」と思われるが、「文字によって自ら記録した歴史である」の主語は?となると、この文章からは不明である。
あるいは次の文章。
また、イスラエルのカフゼー洞窟からは鹿の角が副葬された少年の遺体が発見されたいる。家族の死を悼み、死後の世界を想定していたようである。
まず、「カフゼー洞窟」がどこにあるのか分からないし、鹿の角が副葬されていたことが、どうして「家族の死を悼み、死後の世界を想定していた」ことになるのか、説明がない。
また、次のような記述もある。
前一三世紀から前一二世紀頃に大きな転換期が訪れることである。大きな気候変動が原因かもしれないが、その直前の時期に国々の結びつきが密接になっていたことが、結果としてその後の混乱を大きくした。
という部分も、国々の結びつきが密接だとして、そのことがどうしてその後の混乱を招き混乱を大きくしたのか?よく分からない(自分の読解力が無いだけかも)。
というわけで、書店に返品しようと考えているが、小心者ゆえ書店に申し出る勇気がない。
結局、ブログにてブツブツと文句を記すしか無いのです。